2021-06-10 第204回国会 参議院 内閣委員会、外交防衛委員会連合審査会 第1号
この間、米インド太平洋軍は中国の台湾侵攻のリスクを頻繁に言及していますが、二〇一九年に提唱された米軍の海洋圧力戦略に基づいて、米海兵隊は遠征前方基地作戦、EABO構想を、空軍は機敏な戦力展開、ACE構想に基づき訓練を重ねています。 米海兵隊、EABOは、島から島への小規模な海兵隊部隊がゲリラ的に転々とし、ミサイル発射と転進を繰り返すという作戦です。
この間、米インド太平洋軍は中国の台湾侵攻のリスクを頻繁に言及していますが、二〇一九年に提唱された米軍の海洋圧力戦略に基づいて、米海兵隊は遠征前方基地作戦、EABO構想を、空軍は機敏な戦力展開、ACE構想に基づき訓練を重ねています。 米海兵隊、EABOは、島から島への小規模な海兵隊部隊がゲリラ的に転々とし、ミサイル発射と転進を繰り返すという作戦です。
海洋圧力戦略では、中国の台湾侵攻の第一段階では、米軍は、南西諸島、台湾、フィリピンなど第一列島線から、グアム、サイパン、パプアニューギニアなど第二列島線へ撤退、避難して、中国のミサイルの射程圏内にある第一列島線の自衛隊など同盟部隊を主体とするインサイド部隊は中国からのミサイル攻撃にひたすら耐えることが求められています。
中国軍の台湾侵攻を想定したウオーゲームで、二〇一八年以降、米軍は敗北続きだということです。他の報道でも、米空軍のクリントン・ヒノテ中将は、ウオーゲームでは単に米軍が負けるというだけでなく、負けるまでの時間が年々短くなってきて、最近はあっという間に中国軍に負ける傾向にある、と発言しています。
中国にとって台湾と尖閣は太平洋に進出するために必ず確保すべき戦略的要衝であり、尖閣侵略と台湾侵攻は一連のものと見られております。中国が海警局に武器使用を認める国際法違反の海警法を制定したのはその布石であることは間違いありません。 しかし、それと同時に、尖閣は一九六〇年日米安保条約の下で射爆場として使われていたという事実も忘れてはなりません。
これらの戦略では、中国の台湾侵攻の第一段階で、米軍は、南西諸島、台湾、フィリピンなど第一列島線から、小笠原、グアム、サイパン、パプアニューギニアなどの第二列島線に撤退して退避し、中国のミサイル射程内にある自衛隊など第一列島線の同盟国部隊は中国からのミサイル攻撃にひたすら耐えることが求められています。
米政府・軍内では台湾有事が現実味を帯びて語られ、中国軍創設百年に当たる二〇二七年までに確実に台湾侵攻があり得るという見方も出ています。台湾有事の可能性について、日本政府はどのように認識していますか。米国と一致しているのですか。 岸防衛大臣に伺います。 2プラス2の共同文書には、自衛隊と米軍による実践的な共同訓練の充実なども明記されましたが、更にその先の段階に向けて早急に取り組む必要があります。
これらの戦略では、中国の台湾侵攻の第一段階では、米軍は日本、南西諸島、台湾、フィリピンなどの第一列島線から、小笠原、グアム、サイパン、パプアニューギニアなどの第二列島線などに撤退し、中国のミサイルの射程圏内にある自衛隊など第一列島線の同盟国部隊は中国からのミサイル攻撃にひたすら耐えることが求められています。
○参考人(小島朋之君) 一点目の、二〇一〇年前後に中国が混乱に陥って、そしてその場合に、その混乱をそらすために台湾侵攻と、こういう可能性があり、米中衝突の可能性があるのではないか、これが第一問目だということですが、その可能性は確かにあるとは思うんですね。 ただし、この三月に全国人民代表大会が開かれて、反国家分裂法というのが制定されました。
私は、このような台湾侵攻に国内法的根拠を与える反国家分裂法というのは、せっかく緊張緩和に向かいつつあった、例えば春節時に直行便が運航されるなどといって人の往来も出てきて、そういう緊張緩和に向かいつつあった中台関係をぶち壊して、結果的にこの台湾海峡の軍事的緊張を確実に高めることになったのではないかな、全く有益でないというように私は考えておりますが、町村外務大臣の見解を伺いたいと思います。
もちろん、ないわけではありませんけれども、ただ、中国にとっては、尖閣列島というのは、東シナ海から太平洋に出ていくというときには、やはりこれは確保したいというところだと思いますし、これは、台湾侵攻ということを考えればなおさら重要であるということであろうと思います。
台湾の軍事力の近代化は急激に進んでおりまして、過去五年で武器輸入は中国の四倍以上、海空軍の戦力差が拡大をして、議会で国防部作戦次長が、中共の台湾侵攻は根本的に不可能であります、こういうことを答弁する状況になっています。中国と台湾の軍事力など、中国の情勢をどういうふうに見ていますか。
私どもも、台湾侵攻ということになれば、制海権、制空権という問題がありますが、それを越える弾道ミサイルの存在というのは大変な脅威でありますね。ところが、中距離といいますか、この程度の距離と時間、六ないし七分ということで有効な防衛能力というものが可能なのかどうか。それがもし可能ならば、これは大変な脅威を減殺できる。その意味でのBMDの研究というのは大変有意義ではないかと思うんです。
お手元に「中台情勢について」という資料をお配りしてあるかと思いますが、それに沿って私の方から、中国が三月に台湾付近で実施した演習の中身と、それから中国軍の台湾侵攻能力ということにつきまして御説明させていただきたいと思います。
次に、中国の軍事力水準、台湾侵攻能力について論じてみたいと思います。 九三年から九五年までの三年間、中国軍は軍事訓練改革というものを実施いたしました。特に九四年以降大規模な軍事演習が頻繁に実施され、訓練改革の検証が行われました。この訓練改革の内容というのは、一言で申せばハイテク条件下における共同作戦能力の演練であります。
○政府委員(小池寛治君) 中国は台湾に上陸することができるか、いわば台湾侵攻あるいはそういう侵攻能力についての御質問ですけれども、仮定の問題でございますから、事柄の性格上、突っ込んだ説明は差し控えさせていただきたいと思います。
しかし、こういう報じられたような台湾侵攻の可能性といったような問題については、事柄の性格上、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。
中国の台湾侵攻の可能性を否定できないという見解を防衛庁として、先月二十七日ニューヨークで開かれました日米安全保障協議委員会のためにそういう見解を取りまとめたのではないかという報道がございますが、そのような事実は一切ございません。
これは今台湾でベストセラーとして、日本では二月十日に売り出されますが、「中国台湾侵攻」、これはもう大変なことでございます。私は入手したのでございますが、ここに「一九九五年八月」、これは香港が吸収されたら、台湾は二つの中国で独立をするかもわからない、置いておけない。これは時間があったら、江沢民が演説している春節の演説の原稿があるのです。二つの中国は絶対だめだと言っているという演説をしています。